キム・カーダシアン 故O・J・シンプソンの聖書の買取り断られた
キム・カーダシアンは、故O・J・シンプソンの聖書の買取りを断られたそうだ。O・Jの遺産管理人のマルコム・ラヴァーニュ氏によると、キムは自身の父親でO・J・シンプソン事件裁判の弁護士団の1人だった故ロバート・カーダシアンがシンプソンに贈った聖書を1万5000ドル(約223万円)で購入したいと連絡してきたものの、遺産管理会社は既に競売にかけるよう裁判所と契約していたため、オークションに出品する運びとなったという。
ラヴァーニュ氏はピープル誌にこう明かす。「その金額が私に選択の余地はなかった理由です。キムに15000ドルで売るために、私は遺産の1万5000ドルを使う必要があるのか?1万5000ドルの弁護士費用を使う必要があるのか?ということです」「ゼロサムゲームですよ。良くないビジネスモデルです。もしキムが15万ドル(約2230万円)を提示していれば、オークションの外で私たちは裁判を起こしこの件を承認してもらったことでしょう」「(オークションに入札することで)彼女は1万5000ドルより安く手に入れられるかもしれません」
この聖書にはシンプソンが逮捕され、元妻ニコール・ブラウン・シンプソンとその友人ロナルド・ゴールドマンを刃物で殺害した罪に問われた日の翌日、1994年6月18日の日付が刻まれており、シンプソンの親友でもあったロバート直筆のメモにはこう綴られている。「O・J、この本は助けになるだろう。神はあなたを愛しその言葉で語りかけて下さる。毎日この本を読むんだ。神はあなたの人生に関して明確な計画がある。あなたは神の子で、神は再びあなたを用いることになるだろう。私はあなたを愛している。神はあなたを愛している」
1995年に食道がんで59歳で亡くなったロバート、同事件の1995年の裁判でシンプソンの弁護団を務めた。シンプソンは殺人に関して無罪となったが、後に1997年の民事裁判で2人の死に対する責任を認められ遺族への賠償金支払いが命じられた。昨年4月にシンプソンは前立腺がんとの闘病の末76歳で死去している。