テイラー・スウィフトが、「ジ・エラズ・ツアー」中に襲った悲劇を涙ながらに振り返った。ディズニープラスで配信が始まった「Taylor Swift　The Eras Tour　The Final Show」で、テイラーは昨年ウィーン公演でのテロ計画や、3人の幼いファンの命を奪った英サウスポートでの殺傷事件を語り、涙を流した。

　テイラーは「ヨーロッパでの最後の5公演は微妙な気持ち」と語った。「これまで128公演位を終えているけど、綱渡りをしているような気分に初めてなってる。ツアー中にとても暴力的で恐ろしい出来事が何回か起こった。大惨事になりかねない状況を寸前で回避して、それ以来ずっと気持ちが乱れている」と心境を明かしていた。

　テイラーをテーマとしたダンス教室に刃物を持った男が侵入、9歳と7歳、そして6歳の3人の子供が命を落としたサウスポートでの事件について、「小さな子供たちだった。遺族の方々に会って、即興コンサートでもしたいと思う」と泣きながらに語った。「その時はこんな風にならず、笑顔でいるから」と気丈に続けた。

（BANG Media International／よろず～ニュース）