M-1錦鯉が優勝…今年のお笑い賞レースを振り返る

「M-1グランプリ」の決勝が19日に行われ、錦鯉が優勝しました。毎年多くの注目を集めるお笑い賞レース。今年行われた主な大会をまとめました。

公開日:2021.12.20

第10回ytv漫才新人賞決定戦

「隣人」が優勝 体張ったネタで100万円獲得 ytv漫才新人賞決定戦

 関西で活動する芸歴10年目までの若手によって争われる「第10回ytv漫才新人賞決定戦」が28日、大阪市の同局で行われ、2013年5月結成の「隣人」が優勝した。ファーストラウンドはマユリカ、コウテイ、紅しょうが、隣人、たくろう、タチマチ(出番順)の6組で争われ、最終決戦でコウテイとの争いを制した隣人が賞金100万円を獲得した。

「隣人」が優勝 体張ったネタで100万円獲得 ytv漫才新人賞決定戦

 優勝の瞬間、中村遊直(なかむら・しょーとらいなー、32)は涙を流し、橋本市民球場(28)は「めちゃくちゃうれしい」と喜びを爆発させた。
 会見で中村は「優勝できるとはみじんも思ってなかった。ただただ楽しんでやろうと。最初のラウンドに勝って(1位通過して)いけるんちゃうかと」と振り返った。橋本は「ふざけ切れて、結果が出て良かった。とにかく今、めっちゃうれしい。夢のよう」と笑顔を見せた。

「隣人」が優勝 体張ったネタで100万円獲得 ytv漫才新人賞決定戦

 歴代優勝者は第1回(12年)モンスターエンジン、第2回(13年)銀シャリ、第3回(14年)藤崎マーケット、第4回(15年)学天即、第5回(16年)コマンダンテ、第6回(17年)吉田たち、第7回(18年)霜降り明星、第8回(19年)からし蓮根、第9回(20年)ビスケットブラザーズ。

「隣人」が優勝 体張ったネタで100万円獲得 ytv漫才新人賞決定戦

R-1グランプリ2021

ゆりやんが涙のR-1制覇 5度目の決勝で頂点に 「THE W」と2冠

 ひとり話芸ナンバーワン決定戦「R-1グランプリ2021」決勝が7日、大阪市内で行われ、8年目のゆりやんレトリィバァ(30)が優勝。最終決戦はインタビュー中にひょう変するネタでZAZY、かが屋賀屋との争いを制し、賞金500万円を手にした。ゆりやんは2017年に初代女王となった「THE W」との2冠となった。

ゆりやんが涙のR-1制覇 5度目の決勝で頂点に 「THE W」と2冠
ゆりやん、3年ぶりR-1で涙のV 規定変更で「目標」再認識 追い込まれ2年不参加

 優勝決定の瞬間、両手で顔を押さえ涙した。しばらく顔を伏せたままだったゆりやんは、「ありがとうございます」と絞り出した。泣きマネが得意だが、会見で「いろんな思いが巡ってきた。たくさんお世話になったことや今までの悔しい思いとか、全部あふれた」と“本物”だったと明かした。

ゆりやん、3年ぶりR-1で涙のV 規定変更で「目標」再認識 追い込まれ2年不参加

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