宝塚音楽学校107期文化祭ゲネプロ コロナ禍を乗り越え見事なステージ

 タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(小林公一校長)の卒業公演となる「107期生 文化祭」(26~28日)のリハーサルが25日、兵庫・宝塚バウホールで行われた。

 第1部が日本舞踊と歌、107期生のコーラス、第2部が演劇(A・Bパターン)、第3部がダンスという構成。オペラや宝塚の名曲を披露した。種々のイベントも中止となっており、一般に披露されるパフォーマンスは本科生として、これが最初で最後となる。

 107期生は2019年に入学。本来、宝塚の舞台に必要な歌、ダンス、芝居など舞台に必要な芸事を2年間、きっちりと研鑽する。だがコロナ禍のため昨春の非常事態宣言後は、約2カ月の休校を余儀なくされ、その間はリモートで授業などを行った。生徒たちも「大きな試練を一丸となって乗り越えました」とパンフレットにも記し、この2年間を振り返った。

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