松木玖生 パリ代表選出断念の理由は「移籍の可能性」大会期間中の招集「確約とれず」山本昌邦氏が明かす

 日本サッカー協会が3日、パリ五輪に出場するU-23日本代表のメンバー18人とバックアップメンバー4人を発表した。有力選手のひとりだった松木玖生(FC東京)について、山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「移籍の可能性」があることが、招集できなかった理由と明かした。

 パリ五輪に選手を招集するには所属クラブが認める必要がある。Jクラブと日本協会は協力関係を築いているが、このタイミングで海外クラブに移籍するとなると話は変わる。所属が大会直前や期間中に海外クラブに変われば、そのクラブの協力が不可欠になる。

 大岩監督は松木についての質問に、コンディションの問題ではない、と回答するにとどめたが、山本氏が一歩踏み込んで発言した。「移籍の可能性があります」「オリンピックの期間に我々が招集できる確約がとれませんでした」と語った。

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