諏訪魔が全日本プロレス専務退任を発表「俺の役目は終わったんだろう。いい意味で」全日所属は変わらず月1~2試合に 2025年からEvolution社長就任へ

全日本プロレスが9日、会見を開き専務執行役員を務めている諏訪魔(本名・諏訪間幸平)が2024年限りで同職を退き、2025年1月1日付で非常勤取締役になることを発表した。

全日本プロレスの所属選手という立場は変わらず、試合数がフル参戦から「月1~2回」にセーブされる。また、プロデューサーとして旗揚げに関わったプロレス団体「Evolution」の社長に2025年に就任する予定で、経営と育成に今まで以上に力を入れる。いわば、全日本プロレスとしては帝王学を学ぶために送り出したような形となった。

2024年10月ごろから会社と話し合っていたと振り返る諏訪魔は「20年まずやりないなと思っていたんです。ずっと。20年やったら一人前かなと」と、04年の入門から20年を迎えた今年を節目ととらえ「自分としては次のステップに進みたいなということです」と語った。

会社側としては、団体の功労者であることから強く慰留し、非常勤取締役のポストを用意。全日本プロレスとの関わりを残したまま、新たな活動ができるようになった。

全日本プロレスは安齊勇馬、本田竜輝、大森北斗、綾部蓮といった次世代を担う選手が続々と台頭している。大相撲経験があるため年齢としては37歳の斉藤ブラザーズ(ジュン・レイ)も、プロレス転向からは4年で大人気を博しており選手層は格段に厚くなった。

「俺の役目はもう終わったんだろうと。もう。いい意味でね。で、次を考えることができた」と、ポジティブに捉えて次の道に進む決断をしたと話す諏訪魔。十枝取締役からは「本当の社長のマネジメント。これを勉強してきたもらいたい」と帝王学を吸収させる思いがあることも添えられた。

 ただ「プロレスラーですから。やっぱしどこかで疼くところがあると思うんですよね」「試合数が減ると俺らみたいなベテランからするとコンディションは上がるはずなんですよ。古傷が治ってきたりとか。そうなると考えちゃいますよね」と選手としての爆発にも含みを持たせた。

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