【決戦前日計量ダイジェスト】那須川天心vs井上拓真 約28秒フェースオフでガッチリ握手「仕上げてきた」と天心から言葉 井上尚弥も見守る
「ボクシング・WBC世界バンタム級王座決定戦」(24日、トヨタアリーナ東京)
「Prime Video Boxing14」のメーンとして行われるWBC世界バンタム級王座決定戦で対戦するWBC同級1位の那須川天心と、同級2位の井上拓真が前日計量に臨み、どちらも制限体重より約100g軽い53.4kgでクリアした。
WBCはマウリシオ・スライマン会長が来日し、この試合の勝者のために用意したという「サムライベルト」を披露。天心、拓真ともに鎧武者が描かれた輝くベルトを見て、表情を崩していた。拓真陣営には兄で世界4団体スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥の姿もあり、弟の計量を見守った。
フェースオフでは約28秒視線を交わした。天心が何か言葉を投げかけたが、拓真はまっすぐと見据えたまま。がっちりと握手をかわし、お互いに一礼して、翌日の健闘を誓った。天心によると「しっかり仕上げてきたんで」と話しかけたという。
