INFINITE ナム・ウヒョン 希少がんで闘病していた事実明かす 10時間の大手術も現在は「大丈夫」

 INFINITEメンバーのナム・ウヒョンが、ソロデビュー7年目にして初のフルアルバム「WHITREE」を紹介する場で、希少がんが見つかり手術したことを告白したという。複数の韓国メディアが報じた。

 アルバムを発売するにあたり、当初は9曲目のトラック「Kiss me if you love me」をシングルとして発売して活動する予定だったが準備をする過程でGIST(消化管基底細胞腫)という希少がんの診断を受け、リリース時期を約6カ月延期することになった。

 韓国の国立がん研究センターによるとGISTとは、消化管の壁にできる悪性腫瘍の一種で、粘膜などに発生する一般的ながんとは異なり、筋肉層に発生する希少疾患。発症率は、年間10万人に対し1人から2人ほどとされ、きわめてまれな腫瘍だそうだ。

 ナム・ウヒョンは2年前の健康診断で小さな腫瘍が発見され、その後は4センチにまで成長。このまま放置した場合15センチまで成長する可能性があると医療スタッフに言われたため、手術を決心したという。

 「4月末に、全身麻酔をする大きな手術を受けた。手術時間は10時間くらいだった」と明かし「目が覚めたら、お腹の部分が割れていた。1週間くらいはパニック状態で、息もできないし食事することもつらかった。2カ月くらいご飯が食べられず、星の数ほどいろいろなことを考えた。両親や事務所スタッフ、メンバーが応援してくれたおかげで頑張れた」と伝えた。

 ファンは“手術をした”程度に知っていたという。

 闘病事実を明かさなかったのは「ファンの皆さんや大衆の方たちに、こういうこと(がん)を離すのはイヤだった。僕も他の誰かのつらい話を聞いたら、心がもどかしいと思う。だから7月にINFINITEとして活動した時も、言わずに活動していた」と言及。

 幸い、現在の健康状態については「大丈夫だ」と語った。

 ナム・ウヒョンは「ファンは僕にとって“家族”のようなもの。INFINITEとしてデビューして、もう13年という時間が経ったんだ」と驚きながら「ファンの中には、学生から社会人になった人がいて、家族を持ち母親になった人もいる。そういう姿を見ながら、ともに成長してきたんだと実感する。涙が出るのも一度や二度じゃない」と笑った。

 ナム・ウヒョンの初のフルアルバム「WHITREE」は、28日午後6時より各種音源サイトより公開され、タイトル曲「Baby Baby」を含む全11曲が収録されている。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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