２００８年の天皇賞・春を制したアドマイヤジュピタが老衰のため２０歳で亡くなったことが２８日、分かった。繫養先の北海道苫小牧市・ノーザンホースパークが公式Ｘ（旧ツイッター）で発表した。

　同馬は２００５年１１月に京都でデビュー。０７年にはアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を飾った。０８年に阪神大賞典で重賞２勝目を挙げると、続く天皇賞・春ではメイショウサムソンとの接戦を制してＧ１初制覇を成し遂げた。

　同年の京都大賞典９着を最後に引退すると種牡馬となり、種牡馬を引退後はノーザンホースパークで乗馬として競技会に出場するなど、余生を過ごしていた。

　同パークのＸは「乗馬として競技会へ出場したり、穏やかな性格から多くのイベントでも活躍してくれました。ジュピタ、たくさんのすてきな思い出をありがとう。安らかな眠りをお祈りしています」と悼んだ。

　フォロワーからも「癒し顔のジュピタ悲しい。どうがか安らかに・・」、「ご冥福をお祈り申し上げます」、「ジュピタ…寂しいよ」などの声が寄せられた。

（よろず～ニュース編集部）