関西は格子切り、関東はピザ切り!?お好み焼き切り方問題に決着か…意外なアンケート結果が話題
マチ付きポリ袋、アイラップのX公式アカウントが実施したお好み焼きの切り方アンケートが話題になっている。
関西で主流とされてきたのは、縦横を等間隔に切る“格子切り”派。しかし関西以外の地域では、円周より中心に向かう“ピザ切り”が主流との噂。
これまでお好み焼きファンの間では「格子切りが食べやすい!」「平等さならピザ切りだ!」など議論が交わされてきたが、今回のアンケートではピザ切り派139に対し、格子切り派590という結果に。アイラップを製造販売する岩谷マテリアル株式会社の坂本英明さんに話を聞いた。
◇ ◇
ーーアンケート実施の経緯は?
坂本:10月10日「お好み焼きの日」にポリ袋を使った洗い物が少なくなるお好み焼きを紹介し、その流れで切り分け方を取り上げました。以前テレビで切り分け方が話題になっていたのを見ていたので、アンケートによってフォロワーの地域割合を見られるかとも思ったんです。
ーー結果のご感想を。
坂本:想像していたのとは違い、東でも西でもピザ切りと格子切りが混在し、テレビで紹介されていたように、西の人は格子切り、東の人はピザ切りというのは、一概には言えないことが分かりました。格子切りの人が約8割を占め、私のようなピザ切りの人は少なかったです。ちなみに、私はピザは格子切りで食べるんですけどね(笑)。
ーーそれぞれの切り方の長所、短所についてどう思われますか?
坂本:お好み焼きの多くは丸く焼くので、格子切りの場合、箇所によっては不公平感が出そう。ピザ切りは公平に切ることができそうです。あとは食べやすさの違いでしょうか。ピザ切りは手づかみのピザと違い若干食べにくいかもしれません。気にしたことないですが…。やっぱりお好み焼きだけに、「お好みで」って感じですね。好きな人たちと鉄板を囲む。楽しく美味しく食べられればイイです。ちなみに下町生まれでもんじゃ焼き党の私には、切り分けるという概念すらございません(笑)。
ーーアイラップを使ったお好み焼きも興味が湧きます。
坂本:はい。洗い物が少なくてオススメです。ぜひお試しください。
【手順】
・アイラップに水とお好み焼き粉を入れる。
・全体をダマが少し残る程度までモミモミ揉み込む。
・野菜、たまご、天かすを加え、空気を含ませるように混ぜ合わせる。
・2枚同時に作る場合は袋を結び、袋の中で中身を真ん中で分ける。
・袋の真ん中を切り開き、油をひいた鉄板で焼く。
◇ ◇
X上では「秋田だけど格子切りで育った」「関西出身でもピザ切りで育った」という声が上がるなど、たしかに地域による特性は目立たなかった。なお、「大阪府民はお好み焼きにシェアの概念が無いからピザ切りしない」との意見も。誰かと分ける時はピザ切り、自分だけで食べる時は格子切りの、ハイブリッド派が効率的ではないだろうか。
(よろず~ニュース特約・ゆきほ)