朝ドラ「ばけばけ」の佐野史郎がバックバンドを務めた伝説の“純音楽家”とは?妻と共に追悼イベント登壇
日本のフォーク&ロックの礎を築いたレジェンドの1人で、2017年に70歳で亡くなった遠藤賢司さんを追悼するトークイベントが10日、東京・渋谷の「LOFT HEAVEN(ロフトヘブン)で開催される。「純音楽家 #遠藤賢司を語ろう【第五回】仲好し」と題し、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」に島根県知事・江藤安宗役で出演中の俳優・佐野史郎らゆかりのある人たちが出演し、遠藤さんとの思い出を語りながら足跡をたどる。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が愛した町である島根・松江出身の佐野は八雲作品の朗読をライフワークとして続けていることでも知られる。一方で、ミュージジャンとしても活動してきた佐野は、妻の女優・ミュージシャンの石川真希と共に在籍したバンド「タイムスリップ」で、1980年代に遠藤さんのバックで演奏したこともあった。
今回のイベントには佐野と石川、ミュージシャンでイラストレーター、画家の原マスミが登壇。音楽評論家の湯浅学氏と音楽プロデューサーのサミー前田氏が進行を務める。同イベントは昨秋に第8回を開催したが、今回は20年に第5回として行う予定ながらコロナ禍で延期された企画の“リターンマッチ”となるため「再開第五回」というタイトルになったという。
前田氏は当サイトの取材に対して「日本語のロックの創始者として大滝詠一や細野晴臣も認めている遠藤賢司の魅力は、あらゆるメディアで取り上げておりますが、多面性もあり、簡単には語り尽くせません。今回、エンケンさんとは公私ともに交流が深かった3人をお迎えして、貴重なエピソードや秘話が期待できます」とコメントを寄せた。
(よろず~ニュース編集部)
