斎藤知事 会見中の“机蹴り"疑惑を完全否定「ないです」記者団から「アンガーマネジメントできていますか」
兵庫県の斎藤元彦知事(48)が3日、県庁での定例会見で「机を蹴っているということはないです」と述べ、会見中に机を蹴っているのではないかとの指摘を否定した。
会見では記者団から、職員に対するパワハラなどを認定した第三者委員会の報告書を受け、アンガーマネジメント研修を受けた斎藤氏に対して「アンガーマネジメント研修から知事は何を学ばれたのか」と質問が飛んだ。
斎藤氏は「組織において適切に運営していく際においては、やはり自らの感情やそういったものをしっかりキープしながら、円滑な組織運営に向けてしっかりコミュニケーションを図りながらやっていくということが大事だということを学ばせていただきました」と答えた。
記者団から「知事は壇上、会見中に台を蹴っているということはないでしょうか?我々のマイクにもドンという音が入っている。動画をチェックしても蹴る動作をしているところが見受けられるんですが、その台を蹴っているということはないでしょうか。アンガーマネジメントできているんでしょうか」と追及された。
斎藤氏は「そういったことはないですね。1時間近く立っている状況ですから、足が痛くなったり凝ってくることがありますので、足をクリクリするっていうことは…何度かトントンするということはありますけれども、机を蹴っているってことはないです」と認めなかった。
「足がぶつかるってことはあるんですか」と、さらに迫られた斎藤氏は「それもあんまりないと思いますね」と回答。「ドンッて音がして、マイクに音が入っているのはなぜなんでしょうか」と質問されると「そこはちょっと私もわからないですけども。いずれにしても1時間近く立ってますので、やはり足がかなり疲れてくる面もありますから、足を動かせていただいたりすることはありますけれども、机を蹴ったりすることはないですね」と重ねて否定した。
(よろず~ニュース編集部)
