メディアの調査・分析を行うニホンモニター株式会社は2日、2025年1月～11月のCM出稿状況を基にした「2025タレントCM起用社数ランキング」を発表した。

　東京地区民放5局地上波オンエア分を対象に、番組宣伝、本人出演の番組コラボCM、本人出演のCD、DVD、ゲーム、アプリ、楽曲配信、映画CM、楽曲MV内出演、ナレーションのみでの出演等は除外。起用社数の集計は、各タレントの「契約期間」ではなく、「出演したCMが実際に放送されたかどうか」でカウントした。また、グループ企業内で複数企業での起用があった場合は、それぞれを1社としてカウントした。

　ここ数年、起用社数の接戦を繰り広げているのが芦田愛菜と川口春奈の2人。今年の年間においては、上半期と形勢が逆転、21社の川口春奈が1社差で競り勝ち単独首位となり、見事年間王者3連覇の快挙を達成した。

　20社で2位だった芦田愛菜も変わらず高い起用社数で存在感を示し、今年もトップ争いを彩る1人となった。続く17社には賀来賢人、今田美桜と大谷翔平が15社で並んだ。

　おなじみの上位陣に加え今年躍進したタレントには、音楽やバラエティー・映画へと活躍の幅を広げるSnow Manの佐久間大介(上半期7社→総合10社)や、新人賞受賞や話題作への出演が相次ぐ俳優の水上恒司(同5社→7社)、世界陸上での健闘も記憶に新しいやり投げの北口榛花(同1社→6社)など、アイドル・俳優・アスリート・ミュージシャンと、2025年の活躍を象徴するバラエティー豊かな顔ぶれがそろった。

（よろず～ニュース調査班）