【11月10日のばけばけ】第31話 ブシムスメ・トキ、ヘブンの誤解を解いて女中へ 家族には秘密で
【先週のあらすじ】
中学教師になったヘブン(トミー・バストウ)は花田旅館を出てひとり暮らしへ。錦織(吉沢亮)はヘブンの女中を探すことに。松野家では代替わりした借金取りが厳しい取り立てを宣言。錦織から女中を頼まれるが、あまりの高給に異人の妾を警戒し断わったトキ(高石あかり)。しかし物乞いをするタエ(北川景子)に遭遇し、三之丞(板垣李光人)から事情を聞いたトキは、女中になると錦織に告げる。
◆ ◆
ヘブンの女中になる決意をした、トキ。錦織の立ち会いの元、トキはヘブンに女中になるあいさつをするのだが、まさかのヘブンに断られてしまう。困惑するトキと錦織に、ヘブンは「アナタ、ブシムスメ、チガウ!」と怒りをあらわにする。なんとか誤解をとき女中となることが認められたトキだったが、家族には言えるわけもなく、花田旅館で働くことになったと告げるのだった。
朝ドラ113作目の「ばけばけ」は、怪談を愛し何気ない日々を歩む夫婦の物語。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・セツがモデルのヒロイン、トキ役に高石あかり、夫のヘブン役をトミー・バストウ。共にオーディションで選ばれたふたりが、怪談話が好きなへんてこ夫婦を演じる。脚本は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」ほか、映画や舞台においても日常の些細な出来事を独特の笑いをまじえて描く、ふじきみつ彦によるオリジナルストーリー。
