高石あかりが主演のＮＨＫ連続テレビ小説「ばけばけ」（月曜～土曜８時・土曜は一週間振り返り放送）。１１月１３日は第３４話が放送される。トキを疑う松野家の面々が、見たものは…。

　物乞いとなったタエ（北川景子）の前に記者の梶谷（岩崎う大）が取材をしたいと現れる。タエの息子・三之丞（板垣李光人）は、母を守るための口止め料として、トキ（高石あかり）に渡された生活費を渡してしまう。一方、松野家ではトキへの疑いがいまだ晴れず、父・司之介（岡部たかし）、母・フミ（池脇千鶴）、祖父・勘右衛門（小日向文世）はトキの後をつけることに。花田旅館に入って行ったはずのトキが、なぜか裏口から出ていく様子を３人は目撃する。

　明治時代の松江、上級士族の家系に生まれたトキは、怪談話が好きなちょっと変わった女の子。武士の時代が終わり父の事業も失敗、世の中をうらめしく思って過ごす中、外国人のヘブンと出会う。言葉の壁や文化の違いを乗り越え、怪しい話が好きなふたりは心を通わせ、夜な夜な怪談を語り合うへんてこな暮らしが始まる。主題歌は、ハンバート　ハンバートの「笑ったり転んだり」。ふたりを見守る蛇と蛙の声を、阿佐ヶ谷姉妹が担当する。