【先週のあらすじ】

　武士の娘としてヘブン（トミー・バストウ）の女中になったトキ（高石あかり）だが、異人の妾とは家族に言えぬまま。松野家の３人はトキを問い詰め大騒ぎに。錦織（吉沢亮）から事情を聞いたヘブンは怒り、ただの女中と言う。帰りに物乞いするタエ（北川景子）を見た３人と返金に現れた三之丞（板垣李光人）に、女中になったのはタエの姿を見たからと告白したトキ。松野家と雨清水家を養っていくことに。

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　家族公認のもと、ヘブンの女中となったトキ。しかし、錦織が原因で広まった誤解のせいで、ヘブンはトキに対して気まずさを感じていた。その空気に耐えかねたヘブンは、「おトキさん、クビ！」と宣告。松野家と雨清水家の両家を支えるトキは、女中の仕事をクビになるわけにはいかない。クビ撤回のために奮闘するトキに、ヘブンはある「おつかい」を頼むのだった。

　朝ドラ１１３作目の「ばけばけ」は、怪談を愛し何気ない日々を歩む夫婦の物語。ラフカディオ・ハーン（小泉八雲）の妻・セツがモデルのヒロイン、トキ役に高石あかり、夫のヘブン役をトミー・バストウ。共にオーディションで選ばれたふたりが、怪談話が好きなへんてこ夫婦を演じる。脚本は、ＮＨＫ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」ほか、映画や舞台においても日常の些細な出来事を独特の笑いをまじえて描く、ふじきみつ彦によるオリジナルストーリー。