「スニーカーが黄ばむ…」大事なのは履く前のひと手間だった!
夏も終わり、秋のおしゃれに向けて足元も衣替えのシーズン。白スニーカーはどんな服にも合わせやすい一方、気づけば「黄ばみ」や「汚れ」が目立ってしまうことも…。SNSでも「白スニーカーは手入れが大変」「何度洗っても黄ばむ」といった声が多く見受けられる。そこで今回は、スニーカーインフルエンサーの近藤浩人氏(@hiroto_kondo)にスニーカーが黄ばむ原因と、黄ばみを防ぐためのお手入れ方法についてお話を伺った。
-白スニーカーが黄ばむ一番の原因は何でしょうか。
「経年劣化や紫外線によるものがほとんどだと思います。紫外線は太陽光だけでなく、蛍光灯なども含まれ、湿気が多い場所で長期間履かずに保存している場合も黄ばみにつながりやすいです」
-普段から黄ばみを防ぐために、履いた後すぐにできる簡単なケア方法を教えてください。
「履いた後ではなく、履く前に試していただきたいのが、防水スプレーです。雨が降る日に防水スプレーをするのではなく、買っておろす前日などに予め防水スプレーをして、スニーカー表面にバリケードを作ります。日陰の風通しの良いところで乾かしてから履き始めてみてください」
-スニーカーのやってはいけない、NGなお手入れ法はありますか?
「洗った後に洗剤が残っている、素材に対してよくない洗い方をする(スウェード、合皮、エナメルの場合擦るなど)、紫外線の強い場所に長時間放置するのはNGです」
-白スニーカーを長持ちさせる手入れ・保管方法を教えてください。
「黄ばむ前に素材に合わせたケア用品を使用することをオススメします。保管する際は、新聞紙などのシューキーパーになるものを入れて、湿気を避けることが大切です。長期間履かないときは、箱や袋にシリカゲルと一緒に保管してみてください。黄ばんでからではなく、購入後のケアが大切になります。」
一般的に防水スプレーは雨の日の対策アイテムとして認識している場合が多そうだが、購入してからすぐの手入れを徹底し、お気に入りのスニーカーを長く楽しみたいものだ。
(デイリースポーツ特約・鈴木風香)
