関ジャニ横山裕、初主演ドラマ最終回-驚かされた7歳瑛都の“完璧さ”
僕の初主演ドラマ「コタローは1人暮らし」(テレビ朝日系、後11・30)が、ついに26日、最終回を迎えます。初めての主演作ということですごく愛着があるし、僕にとって特別な作品になりました。スタッフさん、演者の皆さんの歯車がガッチリ合っていて、初主演ドラマがこの作品でほんまに良かった。
“バディ”を組んだ子役の川原瑛都くんとの出会いも、忘れられないものになりました。瑛都のスゴイところは、セリフを完璧に覚えていたところ。視聴者の方にはご理解頂けると思いますが、難しい言葉もあったろうと思いますけど完っ璧!それが当たり前すぎて、まだ7歳やけど子供っていうことを忘れさせられましたね。
将来どんな役者さんになるんやろうって、すごい楽しみ。だからこそ僕、怒るときは怒りました。やっぱり子供やからね、重たいシーンの撮影のとき、瑛都が他の役者さんに『遊ぼう!』って感じでやっていて、『今はアカンよ』って。自分の空気を作って臨む俳優さんもいるわけやし、これからいろんな現場に出ていくことになると思うから、甘やかしていたらあいつのためにならない。僕は、瑛都には男として大成して欲しいし、カッコ良くなって欲しいって思ってる。だから自分ができる範囲で、教えられることは教えないとって思いました。
いつか瑛都が成長したとき、また一緒にお芝居がしたいな。瑛都ともそんな話をしました。そうなるためにも、僕も第一線で走っておかないといけない。彼もここからいくつも壁が立ちはだかっていくだろうし、芸能界の波に乗れるってそんな簡単なことじゃない。2人で約束を果たせるように、頑張っていきたいなって思います。
主題歌の「ひとりにしないよ」が23日にリリースされました。サビの「ひとりにはしないよ」「一緒に強くなろう」という歌詞に思い入れがあります。「頑張って」じゃなく「一緒に前に進んでいこう」ってところが好き。ドラマの世界観ともぴったりなんだけど、この状況下の応援ソングにもなってる。
今回は僕のドラマとのタイアップということで、センターを務めさせてもらってるんですけど、正直、プレッシャー(笑)。ヤス(安田章大)とかマル(丸山隆平)とか大倉(忠義)が歌った方が上手いし。ポップで優しい曲ですけど、すごいリズムが難しくて技術がいる歌なんですよ。
何はともあれ、「コタロー-」あと1話、皆さんに見届けてもらえたらと思います。