それぞれにあったやり方でいきましょう

 もうすぐ新年度ですね。本年度を振り返ってみると、20周年ということでグループでの活動が主でした。一方で、個人としては久々となった刑事ドラマのお仕事もいただきましたし、長くお世話になっている「ヒルナンデス!」では先月にMCの南原さんの還暦を祝うロケ企画にも参加させてもらいました。本当に南原さんの人柄あっての企画だと思いますし、参加させていただき、見届けることができたのは光栄でした。

 長く関係を持っている方とのお仕事は、関係性というものがどんどん色濃く、深くなってきていると感じます。そうであるためには、自分も一線で長くやっていないといけないなと、身に染みていますね。お仕事でまた再会して一緒になるのは、とてもありがたい環境であり『これは普通ではないぞ』と自分に言い聞かせている部分も。年次を重ねれば重ねるほど、続ける難しさが分かってきているなと思います。

 また、長い関係でいうと、本年度は後輩のWEST.、なにわ男子のYouTubeチャンネルにもおじゃましました。夏はBBQを楽しみ、先月には年末年始のプレゼント交換などの様子がアップされました。気がついたら丈(なにわ男子・藤原丈一郎)が『横山会』とか言い出したんですけど、僕からしたらめっそうもないというか。すごく楽しそうにしていると会社の人間からも言ってもらえますが、僕にとっては普通というか日常なんですよね。逆に僕はあのメンバーの中では何も機能していないなと感じています。

 僕が舞台で見たり、直接関わってきたりしてきた子たちも多くて。偉そうなことを言うつもりはないですが、やはり直属の後輩の感覚がしますよね。すごくちゃんとしている子らなんですよ。僕にとっては楽しいだけですが、彼らは本当に器用な子らで、いろんな経験をしてきたやろな、場数を踏んできたんやろなと感じられて、僕にとっても得るものがある。大切な場所になっています。次回作について、僕からこの場で言えないですが、楽しみにしていてくれればと思います。

 さて、ほどなく迎える新年度では読者の方の中にも新生活で環境が変化する方もいらっしゃるのでは。気軽には言いにくいですけど、楽しんでほしいですね。僕は人生はどう楽しむかだと思っていて。ただ、それが難しくて悩まれる方も多いでしょうし、しんどかったら『しんどい』って思ってええやろと思います。

 大事なのは(新しい生活が)それだけにならないように。しんどかったり、大変となったら他の選択肢もある、ぐらいで良いと思っています。今の時代、すごい多様性ですからどーんって構えているぐらいの方がいいんじゃないかなと。それぞれにあったやり方でいきましょう。それができれば、いろんなことができる時代だと思うので。

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