モーリス産駒の注目馬レガトゥス、14日デビューへ準備着々(POGブログ東)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。これからのデビューに向けて準備を進める若駒を中心に東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 今週から始まる新馬戦。毎週のようにお伝えしているブエナベントゥーラ(牡、堀、父モーリス、母ブエナビスタ)も6日の東京5R(芝1600m)に無事、出走できそうです。ここは頭数が少なくなりましたが、他にも好調教馬がそろっており、一筋縄ではいかない雰囲気です。

 名門・藤沢和厩舎のショベルヘッド(牡、父カーリン、母デイトトゥリメンバー)、早くからしっかりと追えていたトゥーフェイス(牡、新開、父モーリス、母マスクオフ)と、セイウンブリスク(牡、手塚、父ドゥラメンテ、母フィールグリュック)。

 そしてサンハーリンゲン(牡、藤原辰、父ストロングリターン、母ワニタレスタリ)、トーセンアレックス(牡、尾形、父エイシンフラッシュ、母トーセンベニザクラ)も水準以上に動いています。果たして関東の一番星となるのはどの馬か楽しみです。

 日曜の芝1600mの牝馬限定戦はサトノレイナス(牝、国枝、父ディープインパクト、母バラダセール)が大注目。こちらも仕上がり、素材ともに素晴らしく、どんなレースを見せてくれるか楽しみ。

 芝1400mはリュラネブラ(牡、国枝、父ロードカナロア、母リュラ)が人気を集めそうですが、調教での動きはまだ良くなりそうな雰囲気。1度使ってから良くなるのが国枝厩舎の特徴ですし、初戦からどんな走りを見せてくれますか。オオシマサフィール(牝、黒岩、父エピファネイア、母シシャモチャン)、ベルウッドアカラ(牡、小野、父ジャングルポケット、母ツーソックス)あたりにも注目です。

 来週の新馬では、13日の東京・芝1400mにスターリングワース(牝、中館、父ミッキーアイル、母スターシップトラッフルズ)がスタンバイ。新種牡馬ミッキーアイル産駒でいかにもスピードがありそうな印象。鞍上は田辺。同じくミッキーアイル産駒のトレジャーアイル(牡、宮田、母スーヴェニアギフト)がルメール、ノックオンウッド(牡、堀、父フランケル、母トゥアーニー)がレーンでそれぞれ予定している。

 14日の東京・芝1800mには、レガトゥス(牡、木村、父モーリス、母アドマイヤセプター)がルメールで予定。大型の割にはしなやかなフットワークを見せており、態勢は整ってきた。調教で目立つのはグアドループ(牡、田村、父ヴィクトワールピサ、母マンビア)。非常にパワーがあふれる体つきで調教の動きも抜群。こちらも素質は相当。鞍上はレーン。ずっと美浦で乗り込んで来たオブデュモンド(牡、藤沢和、父ドゥラメンテ、母クイーンオブトロイ)も同レースでデビュー。こちらはM・デムーロの予定。

 ミッキーセレスタ(牡、国枝、父ハーツクライ、母セレスタ)は7月5日、福島開幕週の芝1800mでデビュー予定。鞍上は三浦。

 ディアマンテール(牡、国枝、父ドゥラメンテ、母ダイヤモンドディーバ)が美浦に帰厩してデビューに向けて調整される。28日の東京・芝1600mで三浦の予定。

 母は秋華賞、エリザベス女王杯で3着もあるアルビージャ(牡、手塚、父モーリス、母アロマティコ)は27日の東京・芝1800mでデビュー予定。

 ミッキーアイルの半妹テネラメンテ(牝、木村、父ドゥラメンテ、母スターアイル)は函館競馬場に移動。14日の函館・芝1200mに丸山で向かう。(馬三郎美浦支局・木村)

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