【神戸新聞杯】ディープボンド、好仕上がり 和田竜満足げ「順調。充実している」

 「神戸新聞杯・G2」(27日、中京)

 強行軍だった春とは違う。十分に休養を取って臨む秋初戦。ディープボンドが24日、栗東CWで躍動した。馬なりで5F67秒2-38秒9-12秒3をマーク。仕上がりの良さを伝えた。

 3週連続で感触を確かめた和田竜は「単走で軽く。動きがいいし、気も入っていて順調に仕上がった。充実している感じがする」と満足げ。大久保師も「いい動きをしていた。先週もやっているのでビシッとやらなくていい。春は押せ押せで余裕がなかったけど、落ち着いて大人になった。馬場入りの不安定なところもなくなったね」と成長を感じ取る。

 春はアザレア賞2着から中1週で皐月賞(10着)に臨んだあと、中2週で京都新聞杯をV。さらに中2週でダービーに挑み5着と奮闘した。主戦が「京都新聞杯の前から変わってきて、良くなった」と振り返ったように、実戦を重ねつつ、進化を遂げてきた。

 今度の舞台は中京の芝2200メートル。「瞬発力勝負では分が悪い。長く脚を使うので、自分で競馬をつくるイメージで」と好発進を描く。実りの秋へ-。成長力を見せる。

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