怪物クロフネ輩出の松田師、馬だけでなく多くの人材輩出 最終週は13頭出走へ

 28日を最後に角居勝彦(56)、石坂正(70)、松田国英(70)、西浦勝一(70)、田所秀孝(70)、西橋豊治(70)、湯窪幸雄(70)、星野忍(70)の調教師8人がトレーナー人生に幕を下ろす。指揮を執るラストウイークを迎え、その胸中を語った。

 タニノギムレットとキングカメハメハで日本ダービーを2勝。有馬記念を制したダイワスカーレット、砂の怪物クロフネなど数多くの名馬を送り出した松田師も、関係者に惜しまれながら競馬界を去る。

 G114勝という輝かしい成績。また、友道師、角居師を筆頭に、高野師、村山師、寺島師らが助手として松田厩舎に所属。馬だけでなく、多くの人材を輩出した点でも競馬界に残した功績は大きい。

 最終週は13頭が出走する。04年にキングカメハメハが勝っているすみれS(日曜阪神10R)にはモンテディオがエントリー。未勝利戦勝ち直後のオープン特別挑戦になるが、「相手は強くなりますが(持ち)時計だけみると、やれていいんじゃないですかね」と期待を寄せていた。

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