【北村友一コラム】阪神9R ディアスティマ昇級戦でも楽しみ
昨年の宝塚記念、有馬記念をクロノジェネシスで制すなど、今最も脂が乗っていると言っていい北村友一騎手。競馬開催日、ファンに向けて生の声をお届けする。
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ドバイシーマクラシック・G1(3月27日・UAEメイダン)に参戦するクロノジェネシスに、引き続き騎乗させていただくことになりました。帰国後に2週間の隔離期間はありますが、迷いはなく、ドバイに行くという選択肢しかなかったですね。
海外で乗りたいとは思っていましたが、初めてで分からないことだらけ。アドバイスをもらいながら、しっかりと準備を進めていきたいです。世界的にもまだまだ大変な情勢下にありますが、多くの方に期待されている馬ですし、行くからにはもちろん結果で応えたいと思っています。
土曜は阪神で騎乗します。9Rのディアスティマは長い距離で先行し、安定して走ってくれるようになりました。瞬発力には欠けますが、スタミナはあるので3200メートルもこなしてくれると思います。昇級戦でも楽しみですね。10Rのアスコルターレは前走に続いてのコンビ。距離が1200メートルになるのはいいですね。テンションの高いところがあるので、うまくゲートを決めることができれば。
8Rのフラーレンは1800メートルぐらいがレースはしやすいと思います。ここは昇級戦になりますが、牝馬限定戦ですし、相手なりに走れそうです。