【競輪】防府のデイリースポーツ杯ガールズ決勝は山原さくらが完全V
「デイリースポーツ杯争奪戦・F2」(20日、防府)
開催最終日の7Rでガールズ決勝が争われ、山原さくら(28)=高知・104期・L1=が3連勝で6月小倉以来となる今年8回目の優勝を飾った。2、3着には南円佳(鹿児島)、亀川史華(兵庫)が入った。
主役が断然の人気に応えた。2連勝で決勝に勝ち上がった山原が最後もライバルを完封して、6月小倉以来となる久しぶりのVを飾った。
「最近は優勝できていなかったけど、あまり気にせずそのうちできると思ってずっと練習を頑張っていた」と積み重ねてきた日々の鍛錬を結果で証明した形となった。
シリーズの大看板として今節は前検からVを意識していた。「今回は積極型が少なかったのでしっかり動いて優勝しないと、と思っていた。プレッシャーを感じずのびのび走れた」と思惑通りのVに充実の汗を拭った。
これが今年8回目の優勝。「ガールズのレベルも高くなってきている。今年は来年のグランプリを狙える位置にいるようにベースを作ろうと思ってやっている」。華やかな大舞台で輝く日を見据えながら、力を付けて勝利を積み重ねていく。