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【競輪】共同通信社杯は山口拳矢がビッグレース初制覇 デビュー後最速G2V記録を更新

デビュー最速のG2優勝を達成した山口拳矢
デビュー最速のG2優勝を達成した山口拳矢
父・幸二(左)さんの祝福を受ける山口拳矢
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 「共同通信社杯・G2」(20日、岐阜)

 開催最終日の11Rで決勝が争われ、山口拳矢(25)=岐阜・117期・S2=が最終2角7番手からまくりで優勝。昨年5月のデビューから479日で史上最速となるG2制覇を果たし、優勝賞金2269万円(副賞含む)を手にした。2着には平原康多(埼玉)、3着には鈴木裕(千葉)が入った。

 競輪界のニュースターがデビュー最速でのG2優勝を地元で達成した。岐阜勢はおろか中部勢最後のとりでとして決勝まで勝ち進んだ山口が優勝。レース後のバンク内インタビューでは父であり、偉大な功績を残してきた元選手の幸二さん(現競輪評論家)の「おやじの言葉で言わせて。いやー、すごい!」と祝福を受けて笑顔を見せた。

 単騎で挑んだ決勝戦。「あまり最初の位置は気にせずに、どこで踏むかを考えていた」と冷静に状況を見極め、最終2角7番手からスパート。新山響平(青森)の番手を回っていた新田祐大(福島)のけん制を受けたが「4角の下りまで我慢すれば」と耐えしのぎ、直線できっちりと伸びて1着でゴールへ。

 準決勝からは中部勢で最後の1人となり「思っているよりプレッシャーがあった」と明かしたが、勝負どころを見極めた走りで先輩レーサーたちをねじ伏せた。

 デビューしてまだ2年目。深谷知広(96期)が2010年12月28日にG2・ヤンググランプリ(立川)優勝で記録したデビュー後524日の最速記録を更新する479日での快挙を成し遂げた。

 8月のG1・オールスター(平)を走って「決勝には乗れなかったけど、ビッグでも臆することなくいける自信はあった」と振り返りながらも、それからたった1カ月後のG2制覇に「ちょっと信じられない」と語る山口。

 この優勝で賞金を大きく加算して、賞金ランキングは8位に上昇。年末のグランプリ(12月30日・静岡)への出場も現実味を帯びてきた。

 「これでやっといい勝負ができるところまで来た。年末まで気を抜かないように、ビッグレースはもちろん、F1でも取りこぼさないように一戦一戦走っていきたい」

 底知れないポテンシャルを持つ山口がグランプリ出場枠を争うキーマンとして大いに競輪界を盛り上げてくれそうだ。

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