【ボート】池田浩二がイン逃げで鳴門周年V G1復帰初戦でいきなり魅せた

 「大渦大賞・G1」(21日、鳴門)

 1号艇の池田浩二(43)=愛知・81期・A1=がコンマ01の快スタートで押し切り、2012年以来2回目の鳴門周年V、通算13回目のG1優勝を果たした。2着に西山貴浩(福岡)、3着は丸野一樹(滋賀)。今節の総売上額は65億円を超えて目標の50億円を大きく上回った。

 池田に迷いはなかった。フライングによる罰則明け初のG1。慎重になってもおかしくない状況で圧巻のコンマ01を決めた。1Mで決着を付けると、あとは独り旅。レース後は「(レバーを)放るのを忘れてました」と笑いを誘った。

 今節は序盤から回り足を中心に手応えを口にしていた。「(初日の)2走目でペラを最近の形にして動き出した。不安はなかった」。レース前には競輪の山口拳矢(岐阜)が史上最速G2制覇を果たしたことを知り、同じ東海地区を拠点とするレーサーとして刺激をもらったという。

 これで賞金1000万円を上積みしてランキング13位に浮上。SG・グランプリ出場へ前進した。「あとはSGで結果を残すだけ」と、力強い口調で年末の大舞台を見据えた。

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