藤田菜七子 左鎖骨骨折 新潟2Rゲートで負傷、5鞍乗り代わり

 藤田菜七子騎手(24)=美浦・根本=が左鎖骨骨折のため、17日の新潟5R以降の5鞍で乗り代わりとなった。2Rでルナエルモッサに騎乗し2着に入ったが、このレース中に負傷。師匠の根本師は「ゲートを出る時、尾錠(手綱を縛る結び目の金具)が鎖骨に強く当たったようです。プロテクターのカバーされていないところで、めったに起こることではないが、本人の操作ミスではありません」と状況を説明した。

 菜七子は20年2月に小倉で落馬して左鎖骨骨折。9月21日に患部を固定していたプレートを除去する手術をしたばかりだった。近日中に担当医師の診断を受ける予定で、「今後についてはそれからですね。焦らないで、きっちり治させます」と根本師は話した。

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