【オート】伊勢崎SG 青山周平が最終周の攻防制して2回目のSG完全V達成

 10周2角で早川を差し返し11回目のSG制覇を果たした青山周平
 レース後に祝砲の花火を見つめる青山周平
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 「オートレースグランプリ・SG」(15日、伊勢崎)

 “鬼に金棒”の1枠に入った1番人気の青山周平(37)=伊勢崎・31期=が逃げ、最終10周1コーナーで差しを許した早川清太郎(伊勢崎)を2コーナーで差し返し、初日から無敵の6連勝(前節の優勝戦から7連勝)。3年ぶり3回目の大会制覇を飾り、優勝賞金1420万円を獲得した。SG制覇は11回目で、SG完全Vは2019年8月のグランプリ(伊勢崎)以来2回目。優勝は今年9回目で通算78回目。6連勝でのSG完全Vは史上初。

 逃げた青山と、2枠から追走した早川のマッチレースとなった。10周1コーナーで早川が切り込んで逆転したが、直後の2コーナーで、すぐさま青山が差し返した。青山、早川のSGワンツーは5回目で、この大会3回目だ。

 「6日間、とっても長くて倒れそうです。試走は今節の中で一番感触が良かった。タイヤが不安でしたが、1マークを先に回れて良かった。早川さんがいつか狙ってくると思っていたので、最後まで気を抜かずに走りました。1枠で良かった」とチャンピオンはVサイン。

 青山は11回のSG制覇のうち7回が1枠。2019年グランプリからSG優勝戦で1枠のときは目下7連勝と負け知らずだ。今年の地元成績も驚異的。43走して〈34・7・1・1〉で勝率79%、2連対率95%。10節とも優出して8回優勝と、まさに神がかり。

 しかし、来期(10月~来年3月)は5期連続で守った全国ランク1位の座を、鈴木圭一郎(浜松)に奪われる。再びナンバーワンを目指しての戦いが始まる。次走は26日から飯塚で開催されるG1・第65回ダイヤモンドレースで、自身4回目の10連勝と、18回目のG1制覇を目指す。

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