【競輪】121期早期卒業の太田海也が3場所連続完全VでS級昇級

 「西日本カップ 秋篠賞・F1」(17日、奈良)

 121期生の早期卒業生として注目を集めている太田海也(23)=岡山・121期=が17日の11RのA級決勝で1着となり3場所連続完全優勝でS級2班への特別昇級を決めた。

 6連勝で乗り込んできた今開催は初日にバンクレコードタイの上がりタイム9秒0をマークし、2日目には8秒9で1992年5月にマークされてから破られなかった奈良バンクレコードを更新するなど、力の違いを見せつけ連勝で勝ち上がった。

 この日の決勝は、太田-森川康輔(岐阜)が正攻法に出て、上杉嘉槻(福井)-野口正則(奈良)が続く。鶴良生-阿部兼士(ともに福岡)-中村雅仁(熊本)が太田を抑え、赤板の手前で上杉が上昇するが、打鐘で太田が巻き返して主導権。後続は巻き返せず、太田が難なく押し切って特昇を決めた。

 同じ早期卒業生の中野慎詞(岩手)はデビューから27連勝で連勝記録を更新するなど無敗のままS級で活躍中。「頑張って追いつけるように食らいついていきたい」と話す太田も、これからは中野と同じS級の舞台で躍動する。

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