【ボート】戸田のエンジン相場 エース1号機に大注目

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 記者が担当している戸田では7月22~27日の開催から現行エンジンの使用が開始された。3カ月が経過して、相場が固まってきている。とにかく機力差が大きく、優劣がはっきりしている。低調エンジンを引いてしまうと、A1でも苦戦を強いられてしまうのだ。

 2連対率トップの1号機が“エース機”にふさわしい存在だ。初下ろしから快速ぶりが目立ち、出場した節では常に伸びは節イチ評価。ターン回りの良さを口にする選手も多い。

 ナンバー1の座を決定づけたのは10月9~12日の開催での杉山貴博(東京)のコメント。「伸び型の調整をしていないのに、これだけ伸びる。乗っていて、これがエース機というのを感じる」と絶賛する。追いかけて損はないエンジンだ。

 46号機も1号機に次いで2連対率50%をオーバーしている。このエンジンは1号機とは対照的に出足、回り足型。パンチでは見劣りするが、競りに強いエンジンで、着を拾うことができる。外枠からでも2、3着に絡めて高配当をゲットすることが可能だ。

 他の“お金になりそうなエンジン”を列挙すると、59号機は完全な伸び型だが破壊力はトップクラスにある。7号機は8月20~23日の開催で戸田巧者の鈴木勝博(愛知)が仕上げてから上昇、伸びの雰囲気がいい。また8、40号機は出足、伸びともにバランスが取れた優良機だ。

 水面が狭い戸田はインが最も弱い水面で知られる。外枠でもチャンスがあり、伸びがあれば内をのみ込むことができる。乗り心地があれば展開を突いて2、3着が荒れての高配当も期待できる。舟券的には全国有数の面白いレース場だ。

 この原稿が舟券推理のお役に立てればうれしい限りです。(関東ボートレース担当・渡辺和明)

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