【スプリンターズS馬体診断】クリノガウディー

 「スプリンターズS・G1」(10月3日・中山)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の竹原伸介トラックマン(栗東)が、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【クリノガウディー B】

 5月の鞍馬Sを快勝後も1、3着と、長いトンネルを完全に脱出したようだ。完成した5歳馬で馬体に大きな変化はないが、一時に比べてトモの筋肉のパーツがくっきりとしてきた。これはここ1年の馬体重が488キロ~502キロと安定していることを考慮すると、発達したと言うよりも皮膚が薄くなったと考える方が自然だろう。

 前走時には見えにくかった下腿(かたい)の血管がくっきりと見えているのも、皮膚が薄くなった証拠と言える。ピカピカの毛ヅヤで馬体に張りが戻ってきたのは、前走で3カ月半ぶりを叩いた効果だ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉いつものように栗東坂路で単走で追われ、4F53秒1-37秒9-11秒6(馬なり)を計時した。リズミカルなフットワークで好調をアピール。G1の舞台は昨年のスプリンターズS以来となるが、現在の充実ぶりなら勝機は十分にある。

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