【地方競馬】ティーズダンクが戸塚記念V 大外強襲で南関東重賞を初制覇

 「戸塚記念・S1」(16日、川崎)

 開催3日目の11Rで行われ、ティーズダンクが南関東での重賞初制覇を成し遂げた。春のクラシックでは東京ダービー3着をはじめ善戦止まりだった3番人気が、中団追走から最後の直線は外に持ち出して一気に伸びた。2着は4番人気のファルコンウィング、3着には2番人気のウタマロが入った。

 道中は中団をリズム良く追走。2周目の3角からグングン進出して、直線は外に進路を取る。鞍上のアクションに応えて脚を伸ばし、ゴール前で逃げ込みを図るファルコンウィングをとらえた。

 笹川は「タイトルをプレゼントできて、とてもうれしい。とにかく、この馬のリズムで大事に行こうと。最後はきっちりとらえてくれました」と勝利の味をかみしめていた。

 クラシックでは羽田盃4着、東京ダービー3着と健闘しながらもタイトルには手が届かなかった。「ここで一つタイトルを獲らせてホッとしています。大丈夫であれば、ダービーグランプリ(10月4日、盛岡)を目指したいと思います」と水野貴師。秋の飛躍を期待させる勝利となった。

 ファルコンウィング(2着)「スタートは良かったが、外も速かったので、ハナに立つまでに手こずった。若干距離は長いかもしれないけど、力は相当ある」(左海誠)

 ウタマロ(3着)「いい感じで行けて馬も折り合っていたので、いけるかなと思ったが、最後の伸びが今一つだった」(西村栄)

 ルイドフィーネ(4着)「久々だったが馬が大きくなっていて、レースもすごく上手で乗りやすかった。牡馬相手によく頑張った」(町田直)

 デスティネ(5着)「レースはうまく運んだけど、コースも距離も初めてで、あまり反応してくれなかった」(森泰斗)

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