【地方競馬】アランバローズがゴールドジュニア制覇 新設2歳重賞の初代王者

後続を大きく突き放しゴールドジュニアを制したアランバローズ=大井競馬場(撮影・持木克友)
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 「ゴールドジュニア・S3」(21日、大井)

 開催3日目の11Rで行われ、アランバローズが逃げ切って、新設2歳重賞の初代王者に輝いた。2番人気がスタートからダッシュ良く飛び出し、そのままゴールまで後続を寄せ付けなかった。2着は1番人気のマカベウス、3着にはサウスワールドが入った。なお、1、2着馬は「第53回ハイセイコー記念・S1」(11月17日、大井)の優先出走権を獲得した。

 距離、コースともに初めてだったが、アランバローズは難なくクリアした。手綱を取った左海誠は「本当に力のある馬。ちょっと仕掛けたら、スッとスピードに乗って、いい形でレースを運べました」と能力を高く評価する。

 デビューから無傷の3連勝で、今年の南関東最初の2歳重賞を制した。「あまり間隔を詰めて使いたくない。ローテーションについては、馬の状態とオーナーと相談して決めたい」と林正人師。スピード豊かな若駒の今後が楽しみだ。

 マカベウス(2着)「大外枠は試練だったけど、走る馬。1400メートルは忙しかったし、この先、距離延びて楽しみ」(森泰斗)

 サウスワールド(3着)「間隔があいていたので少し戸惑っていたが、能力はあるし、筋肉がいい。無事に成長してくれれば楽しみ」(笹川翼)

 セイカメテオポリス(4着)「切れるというよりジリジリ伸びるタイプで、レースセンスがある。距離延びてもいいと思う」(矢野貴)

 フォルメッシ(5着)「イメージ通りのレースだったけど、まだ成長途上で幼い。着差を考えても悲観する内容じゃない」(張田昂)

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