【地方競馬】サクセスエナジー鼻差で差し切り勝ち 兵庫ゴールドトロフィー

 「兵庫ゴールドトロフィー」(23日、園田)

 2番人気のサクセスエナジーが中団追走から直線で最内を突いて伸び、逃げ切り目前の4番人気のベストマッチョをきっちりとらえて差し切り勝ち。5回目のダートグレード重賞タイトルを獲得した。3着は1番人気のラプタス。今年も地方馬優勝の夢はかなわず、JRA所属馬の優勝は20年連続に更新された。

 ゲートが開くとラプタスが出遅れ、サクセスエナジーもダッシュがひと息。すぐに主導権を握ったベストマッチョが軽快に逃げ、トップウイナー、ラプタスが3角過ぎからとらえにかかった。しかしベストマッチョの脚色は衰えることなく逃げ切りが濃厚となったが、4角5番手だったサクセスエナジーが伸びて鼻差で差し切った。

 「重い斤量はいつも背負うので気にしていなかった。こういう形でもしっかり勝てたのは価値があると思います」と信頼する相棒をたたえる松山。これでコンビを組んで18年4月名古屋のかきつばた記念を皮切りに、1400メートル戦のダートグレード重賞は5勝目。小回りの7F戦では無類の強さだ。

 管理する北出師は「(道中の手応えなどから)まさか勝てるとは思わなかった。再びフェブラリーSに挑戦したいですね」とさらなる高みを見据えるが、今後も多くの舞台で力強い伸びを見せつけるだろう。

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