【地方競馬】ケラススヴィアが逃げ切りV 小久保智師「身体能力が高い」

桜花賞を逃げ切りで制した制したケラススヴィア(右)=浦和競馬場(撮影・持木克友)
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 「桜花賞・S1」(31日、浦和)

 開催最終日の11Rで行われ、断然の1番人気に支持されたケラススヴィアが、逃げ切り圧勝で桜の女王に輝いた。2着は2番人気のグロリオーソ、3着には8番人気のレディブラウンが入った。なお、1~3着馬は「第35回東京プリンセス賞・S1」(4月28日、大井)、1着馬は「第57回関東オークス・Jpn2」(6月16日、川崎)の優先出走権を獲得した。

 スピードの違いを見せつけた。断然の1番人気に推されたケラススヴィアが鮮やかな逃走劇を披露して、南関東牝馬クラシックの1冠目を制した。

 スタートを決めてハナヘ。道中は軽快なリズムを刻む。勝負どころの手応えは十分。直線に入ると、後続を突き放して2着グロリオーソに3馬身差をつけてゴールした。

 手綱を取った森泰斗は「普通に走れば、大丈夫と思っていた。道中はマイペースで運べて、4コーナーまで脚もたまっていた。いい内容でした」とパートナーをほめたたえた。

 通算成績は6戦5勝、2着1回と、まだ底を見せていない。次走は東京プリンセス賞・S1(4月28日、大井)に向かう予定。名伯楽の小久保智師に「身体能力が高い」と言わしめる逸材が、クラシック2冠へ向けて突き進む。

 グロリオーソ(2着)「うまくスタートして一生懸命走っているけど、コース適性の差が出た。大井なら逆転できる可能性も」(矢野貴)

 レディブラウン(3着)「3角ではズブズブかと思ったけど、今までで一番しぶとかった。成長している」(伊藤裕)

 スマイルミュ(4着)「伸びていい感じがしないので、3、4コーナーで外に出して追い上げたが、直線で止まってしまった」(本田重)

 ニジイロ(5着)「初めての左回りで、スタートで後手を踏んだが、結果は思った以上。もう一度、このコースでやれば、もっと走れる」(張田昂)

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