【地方競馬】シェナキングが園田の菊水賞V 直線力強く伸びて重賞初制覇

 「菊水賞」(15日、園田)

 兵庫3歳3冠レースの第1弾を制したのは2番人気のシェナキング。中団追走から直線で力強く伸びて、念願の重賞初制覇を成し遂げた。2着は3角先頭から粘った3番人気のエイシンイナズマ。最後方から追い上げた8番人気のエイシンヒビキが3着。1番人気のサラコナンは5着だった。

 鋭い末脚で3冠レース初戦を制した。向正面でレースは動いた。好位追走のパールプレミアがハナに立つとすぐに番手のエイシンイナズマがスパート。そのまま押し切りを図ったが、初コンビを組んだ吉村智のゲキに応えたシェナキングが直線で差し切った。

 今年重賞4勝目の吉村智はうれしい菊水賞初V。「(前走騎乗の)大柿(一真)君に癖を聞き、VTRを見て乗りましたが、流れも絶好。直線半ばできっちりかわせると思いました。距離も不問で菊水賞を勝てたから兵庫ダービーも有力候補」と新パートナーとのさらなる活躍を誓った。

 管理する山口浩師も「距離が延びればさらにレースを運びやすい。馬体の成長も見られて現状で課題はない」とさらなる期待を込める。兵庫チャンピオンシップ・Jpn2(5月4日)を含めて次走は未定だが、1870メートル戦になっても直線で豪脚がうなるはずだ。

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