【地方競馬】ゴールドホイヤーが重賞V4!積極策で1年5カ月ぶりの勝利つかんだ

 「マイルグランプリ・S2」(27日、大井)

 1年5カ月ぶりの勝利-。5番人気のゴールドホイヤーが好位追走の積極策から直線抜け出して重賞4勝目。3コーナー先頭で逃げ込みを図った3番人気スマイルウィが1馬身差の2着に粘り、出遅れた2番人気のタイムフライヤーが3着に追い込んだ。1、2着馬は「第69回日本テレビ盃」(9月28日・船橋)の優先出走権を獲得した。

 末脚を生かす競馬を得意としていたゴールドホイヤーが、ひと皮むけた積極策を展開。昨年2月の報知グランプリカップ以来、1年5カ月ぶりの重賞タイトルを手中にした。

 内枠からリコーシーウルフがハナに立ち、スマイルウィ、ゴールドホイヤーの先行集団で勝負どころへ。スマイルが直線早め先頭に立ち、これを外から追いかけて残り100メートルで抜け出した。

 「久々にいい位置に付けられて、理想的な競馬。しまいはしっかりしているので、うまく勝てました」と主戦の山崎誠。3歳時は雲取賞と羽田盃を連勝してクラシックの主役に躍り出たが、その後は一発屋の脇役に甘んじていた。しかし、ようやく底力を見せつけた。

 管理する岩本洋師は「このところコンスタントに走るようになってきた。スタートが良かったし、馬に気合が出てきた」と笑顔。予定では8月のスパーキングサマーカップが次走候補だったが、ご褒美で夏休みに入ることになった。

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