ケイバ熱盛ブログ「おもしろくないG1回顧録④」(11月30日)

 どうも、面白くない記者の小林です。ジャパンCはラストランだったアーモンドアイがV。2着はコントレイルで3着にはデアリングタクトが入り、世紀の一戦は三冠馬の1、2、3フィニッシュとなりました。

 予想の結果は1着○、2着◎、3着△。何とも言えない結果であり、面白くないところを遺憾なく発揮した結果でもありました。馬券の買い目は馬連で◎○をメインにし、ほかの馬は押さえ程度にしていたので、低配当ではあるものの、プラスにはできた。ただ、これを的中とは…。

 予想が面白くない本命党だけに、買い目の点数は意識している。記者は馬連をメインにしているが、3連単を買う方は多いはず。本命サイドから3連単を買う場合、点数を広げすぎるとガミる可能性は十分にある。今回の3連単配当は1340円。1点100円で14点以上を購入したとするとマイナスになる。少ないだろうが記者の予想を参考にしてくださるファンはいると思っているので、今回は1着◎は必須で◎○▲、最低でも◎○△で的中しなければならないレースだった。

 今年のジャパンC予想でピントがずれていた点は2つ。ひとつはアーモンドアイの能力分析。記者がアーモンドアイに本命を打たなかったのは、今回を含めて3回のみ。アーモンドアイの強さに絶大なる信頼を置いていた。しかし、天皇賞・秋のレースを見て、「あれっ?」と思った。勝ったものの、これまで最強牝馬として君臨し、醸し出してきたオーラというものが感じられなかったのだ。最強牝馬も5歳。さすがに陰りが見えてきたと思ってしまったのだ。ただ、普通のG1ならそれでも本命にしたが、今回はアーモンドアイと同様に規格外の馬だと確信しているコントレイルがいた。それでこのような印となった。

 もうひとつはデアリングタクトの能力分析。今回のジャパンCは3強と騒がれたが、記者はデアリングタクトをアーモンドアイとコントレイルより下にみており、2強というイメージだった。しかし、結果は0秒2差3着。直線で内にモタれ、真っすぐに追えない状況がありながらもゴール前では力強く伸びた。さすが無敗の三冠牝馬だけはあると、改めて思った次第で、△まで評価を落としたのは反省しなければならない。結果として2頭の牝馬を甘くみてしまった。

 レースを分析していて、注目したのはレースラップ後半3Fの数字。V時計2分23秒0に対して上がり3Fは37秒8と時計がかかっている。重馬場で行われた昨年はV時計2分25秒9で上がり3Fは37秒2。今年はハイペースで逃げたキセキが起点となって記録された数字で、額面通りに受け取るのは危険だが、上がり時計はかなり遅く、特殊なレース展開だった。そのような状況下でも能力を出し切り、しっかり勝ったアーモンドアイはすごい。十分に分かっていたアーモンドアイの強さを改めて実感した今年のジャパンCでした。

 〈おまけ〉プライベートと同じで、女性の本質は見抜けませんでした。

 【ジャパンC】(買い目はレース当日のデイリー紙面に掲載)

 〈馬連〉

6-2 6000円

6-1・4・5・15 各1000円

購入額1万円

払戻金1万9800円

【G1回顧録トータル収支】

プラス1万5400円

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