ケイバ熱盛ブログ「女の子が惑わせる」(8月28日)

 アツい気持ちっていつまでも持ち続けたいですね。オリンピック、パラリンピックに高校野球…。ワタクシも競馬に関しては人一倍アツいです。予想、馬券、レース中、そしてその後のボヤきも…。今週もリベンジの思いを胸にアツくなっている栗東・井上です。

 そう、“リベンジ”なんです。高松宮記念の翌週のこと。和田Jに、10着に敗れたミッキーブリランテを振り返ってもらいました。「重賞を勝たせたいし、勝てる馬。洋芝の1200メートルがベストとちゃうかな」。ちょうど函館スプリントSは札幌出張中やん。楽しみにしているよ。そんな会話を交わし、6月13日を待ちました。

 もうける気満々で迎えた函館スプリントS。逃げた▲ビアンフェが懸命に粘る。とらえようとする○カレンモエは脚がやや止まり加減。その外から猛然と襲い掛かったのが◎ミッキーブリランテだ。スタンドからも、ビアンフェが1着なのは確認できた。ミッキーは2着?届いた?某紙の後輩記者が「井上さん、大丈夫です。2着ですよ」と…。ミッキーブリランテが2着なら▲◎○の3連単は225倍。これなら、結構な金額を買っている。もしも3着だったら?3連単▲○◎の152倍はチャリ銭の投資だ。

 写真判定の結果は-。ミッキーが3着やないかい!馬連的中もなくなり、3連単はチャリ銭購入のほぼ元返し。天国から地獄へ、でした。

 アツくグチったところで、今週のキーンランドC。もちろん、◎ミッキーブリランテでリベンジです。水曜に札幌で調教に騎乗し、木曜は栗東と、列島を駆け回る和田Jに直撃しました。

 ワタクシのもうけ損ねた分は取り返せそうかい?

 「追い切りの動きも良かったし、調子は変わりなくやね」

 それなら大丈夫だ。

 「牝馬って何頭いたっけ?」

 牝馬?え~っと、5頭かな。なんで牝馬が気になるの?

 「馬っけがすごいんよ。函館スプリントSも牝馬が6頭いて。ゲートの横が牝馬やった。馬はずっと右を気にして見ているから、左の牡馬の方へ向けるようにしていた」(函館スプリントSのミッキーブリランテは⑦番。内側の⑥番が3歳牝馬のリンゴアメだった)

 それにしても、えらい精力的やなぁ…(デイリーの○○記者やないんやから)。

 「今回も横が牝馬じゃなけりゃいいんやけどね」

 以上が、枠順発表前の会話です。金曜に発表されたキーンランドCの枠順。ミッキーブリランテが⑪番で内側の⑩番にシュウジ。これは牡馬だ。外の⑫番には…レイハリア?また3歳牝馬です。ゲートの中では左を見ないように、馬を右へ向ければ、大丈夫(なのか?)。己を律して、しっかりと集中してくれよ。…って、隣りに若い女の子やからなぁ…。ミッキーの気持ちも分からないでもない。

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