こんにちは。５０歳を前にして歯の矯正を始めた栗東・松浦です。治療をしていた水曜日の夕方、突然、悲報が届きました。「“九州産の星”ヨカヨカが骨折で競走能力喪失」。夢かな？いや、夢であってほしい－。そう願っていましたが、厳しい現実から逃れることはできませんでした。

　木曜早朝。谷厩舎へ出向き、ヨカちゃんを見舞いに行きました。骨折の原因等を知りたいファンの方も多いでしょうが、担当の川端助手をはじめ、関係者の気持ちを思うと、今はまだ詳しいことは話すことができません。ただ、一つ言えることは、この件は誰も悪くないんです。担当者はどうしても自分を責めてしまいますが、こういうアクシデントは交通事故と同じで、誰にでも起こりうること。時間を巻き戻すことはできませんから、現状を受け入れて、前を向くしかないのです。

　報道通り、幸いにもヨカちゃんは最悪の事態からは免れ、今は厩舎で静養しています。私が厩舎を訪れた際には、なぜか馬房の前が水浸しに…。ヨカはまだ競馬モードに入っているため、いつものように外に出られないのがストレスで、その怒りを水桶にぶつけているそう。それだけ元気いっぱいで、この日もカイバもペロリと平らげていました。ファンの皆さん、元気ですので安心してください。

　食後は私と同じ？ように、チップの上にゴロンと横になっていました。この動作こそがヨカの賢さで、スイッチをオフに切り替え、横になることで脚を休めていました。まだまだ予断を許さない状況は続きますが、この分なら順調に回復すると私は確信しています。

　別れの日は刻一刻と近づいていますが、先の見通しが立ち、厩舎が落ち着いた際には、また当ブログでヨカのことを報告したいと思います。それまで、しばしお待ちください。