スイーツの名店によるテーマパーク誕生、初のパンメニューも

洋菓子・飲食店を運営する「ロマンライフ」(本社:京都市山科区)による、スイーツのテーマパーク「マールブランシュ ロマンの森」が10月2日オープンする。

1951年、京都・河原町三条の小さな純喫茶「ロマン」から始まった同社は、日本で郊外型ファミリーレストランの先駆けとなったロードサイドレストラン「ROMAN」を山科に開店。1994年には同地に菓子ブランド「マールブランシュ」の工房直売店をオープンした。

そして、これまでの集大成として工房直売店から業態を変え、工房併設型の大型店舗を企画。創業者の「地元の人にこれまで支えてもらった恩返しをしたい」との思いから、約6年の構想を経て同店を完成させた。

「食を通じてお客さまに喜びをお届けしたい一心でこんにちまで続けてきましたが、これからもその気持ちは変わりません。当社の『森』で安らぎの時間を過ごしていただければ」と広報の横井彩夏さん。その言葉通り、約2442平方メートルもの敷地は約500本の木々に囲まれている。

店内で販売するのは「ロマンくんのタルト」(1200円)など同店限定のケーキのほか、ラングドシャ「茶の菓」や系列店「加加阿365」のチョコレートなど。なかでも、注目は同社が初めて手掛けるパンだ。今回はバターをたっぷり使ったクロワッサンに特化している。

リッチな味わいの「プレーン」(200円)をベースに、名物のモンブランをイメージした「モンブランバタークロワッサン」(350円)、チーズをたっぷりかけてカリカリ状態になた「カシュカシュチーズ」(200円)。ランチはサンド系、おやつ時にはスイーツ系も限定で登場する(以上料金は税別)。

作っている様子も見学できる工房を併設し、イートインで出来たてが楽しめるのも同店ならでは。営業時間は9時~18時。地下鉄東野駅から徒歩13分、もしくはJR山科駅から京阪バス乗り換えで、国道大塚停から徒歩4分。

取材・文・写真/中河桃子

(Lmaga.jp)

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