メジャーデビューのeill、東京リベンジャーズED曲手がける「届いたらいいな」
4月9日にメジャーデビューを果たしたシンガーソングライター・eill(エイル)が14日、FM大阪『LOVE FLAP』(月~木曜・11時半)にゲストとして登場した。
ブラックミュージックを下地にした音楽性と、甘さや切なさ、艶感、力強さが共存した歌声で魅了する彼女。15歳からPCで作曲を始め、NEWSやテヨン(少女時代)らに楽曲提供するほか、SKY-HI、m-flo、さなり、フィラデルフィア出身のR&Bシンガー・Pink Sweat$等、国内外のアーティストともコラボするなど注目を集めている。
メジャーデビューについて、eillは「(当日は)なんか緊張しましたね。曲作ったりは変わらないのに、メジャーデビューという言葉におびえてました。『変わんなきゃ!』みたいな気持ちで・・・でも変わってないです(笑)」と笑顔でコメント。
デビューすることで関わるスタッフが増えたことに対し、「楽曲をすごく愛してくれる方がたくさんいて、それにびっくりしました。ちゃんと曲に対して向き合ってくれるので、作って良かったと思える」と新たな発見を明かした。
メジャー1stデジタルシングル『ここで息をして』は、『週刊少年マガジン』で連載中の人気漫画『東京卍リベンジャーズ』のアニメ化『東京リベンジャーズ』(4月10日スタート・MBS系)のエンディング主題歌に抜擢された。
eillは「ヤンキー漫画で闘うシーンがたくさんあるので、そこにマッチするように作りました。また主人公がタイムリープするんですけど、急に世界が変わったようなセクションを入れたり、歌詞は登場人物のヒナちゃん(橘日向)の気持ちを書きました」と制作を振りかえる。
コロナ禍でライブ活動も十分にできなかった2020年だが、「ライブができない息苦しさを感じてて。でもこの曲はどんな世界になっても、自分がやりたいことや自分が一緒にいた人とは生きていくよねという気持ちを込めて、このタイトルにしました。2020年があったからこそできた曲」と話し、最後に「アニメ好きなのでうれしかった。アニメのファンの方にも届いたらいいなと思います」と呼びかけた。
今後、同曲を携えたツアー「eill Live Tour 2021『ここで息をして』」が開催され、大阪では「心斎橋ANIMA」(大阪市中央区)で6月26日におこなわれる予定。料金は前売り4000円(1ドリンク制)。
(Lmaga.jp)