俳優・遠藤雄弥、主演映画は「満身創痍が良い方に作用した」

実在した日本兵をモデルとした映画『ONODA 一万夜を越えて』の舞台挨拶が9月19日、和歌山・海南市で開催。主演の遠藤雄弥が登壇し、撮影秘話を告白した。

終戦を知らされず、フィリピン・ルバング島で約30年ものあいだ戦い続けた日本兵の故・小野田寛郎さんの半生を描いた同作。青年期を演じた遠藤は「小野田さんの著書を読み、壮絶な人生だったんだなと衝撃を受けましたね。あとは減量を最終的に11キロ。僕は体重を落として演じるのは初めてでした」とハードな役作りがあったことを明かした。

また、過酷だったのは役作りだけではなかったそう。カンボジアの都市・カンボットでおこわれた撮影を振りかえり、「ゆっくりとした時間が流れる良い街でした。ただ、水が体に合わなかったみたいで、俳優陣がもれなく高熱を出しながら撮影するときもありました(笑)。満身創痍でもストイックに撮影に臨んで、作風にもマッチして良い方に作用したんじゃないかなと今では思いますね」と、過酷な撮影秘話を告白した。映画『ONODA 一万夜を越えて』は、10月8日より公開。

(Lmaga.jp)

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