20代を中心に人気急上昇、韓国ブランド「タンバリンズ」が関西初進出

韓国発のフレグランスブランド「TAMBURINS(タンバリンズ)」の関西初店舗が4月24日、百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)にオープン。定番の香水をはじめ、新作のホームフレグランスなど約100アイテムがそろう。

■ 国内1号店の東京・青山では300人が列

K-POPグループ・BLACKPINKのジェニーがブランドアンバサダーをつとめ、独創的な香りと洗練されたパッケージが若年層を中心に人気の同ブランド。2024年3月に東京・青山にオープンした日本初の旗艦店は、開店当日に300人以上の行列ができるほど話題に。店舗自体も「作品」とするアートな空間作りも特長で、国内2店舗目となる新店は、百貨店内のためどこからでも見やすい360度の導線を意識したという。

商品ラインアップは、ブランドを代表するカモミールがベースの「CHAMO(カモ)」など男女問わず人気という14種の香水「パフューム」(11ml・4800円~)をはじめ、ハンドクリームやリップバームなど、香りが長続きしやすいスキンケアアイテムも充実。4月の新作「ルームスプレー」(6900円)など、住空間でも香りを楽しめるホームフレグランスも仲間入りした。

同ブランドの魅力について、同百貨店のモードファッション商品統括部の姜世求(カン・セグ)さんは「香りの良さに加え、クオリティの高いデザイン性にも定評があり、ファッション好きの方が身のまわりに取り入れたくなるアイテムとしても注目されています」と話す。

フレグランスのテーマは「退屈な日常を変えるストーリー」。例えば「木の香り」は「古いピアノの蓋を開けた時の落ち着いた香り」と具体的なシーンを想定するそう。唯一無二をめざしたユニークな品も多く、人気の高い香り「PUMKINI(パンキニ)」はカボチャ、シソの葉、ココナッツミルクなど一見、甘さと爽やかさが異なりそうなものを調和することで「楽しい驚き」を作り出している。

また、使う時の高揚感を盛り上げるパッケージの愛らしさも目を引き、貝殻からインスパイアされたハンドクリーム「シェル パフューム ハンド」(30ml・4000円)、卵型のケースに隠れている香水「エッグ パフューム」(14ml・5700円)は、韓国の既存店でお土産としても人気だという。

■ 来客層を幅広く…Z世代を意識したフロア

新店舗のあるフロアは、若手バイヤーがセレクトする売場「サムシング グッド スタジオ」、2023年に日本に初出店した韓国のアイウェアブランド「ジェントル モンスター」など、近年はZ世代向きのトレンドを意識したラインアップに。姜世求さんは「今回のブランドは20代を中心にワールドワイドで支持されており、百貨店という場所だけに幅広い層の方に楽しんでもらえれば」と話す。

場所は「阪急うめだ本店」3階、営業は朝10時~夜8時。4月29日までの朝10時~昼1時までの来店は「阪急うめだ本店」のイベント予約サイトでの事前予約制、昼1時以降の来店はデジタル整理券を取得した人が優先となる。

取材・文・写真/塩屋薫

(Lmaga.jp)

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