大谷翔平「2番・DH」で出場へ サイ・ヤング賞左腕レイに雪辱なるか 前回3打席連続三振

ベンチで打席に備える大谷(17)
マリナーズ戦に臨む大谷
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 「エンゼルス-マリナーズ」(16日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「2番・DH」で出場することが発表された。

 大谷は前戦16日の同カードでシーズン20度目の投打同時出場。投手としては6回2失点、1四球、8奪三振で好投したが、味方打線の援護なく、同点の状況で降板し、11勝目はならなかった。打者では3打席無安打で迎えた八回の打席で捕手内野安打。俊足を生かし、3試合連続安打とした。

 試合は2-2の九回に捕手スタッシが2失策するなど、守乱で4点を失って惨敗。大谷とカスティーヨのメジャー屈指の右腕による投手戦を台無しにした。

 大谷はここまで投手で10勝(リーグ8位タイ)、防御率2・69(同6位)、165奪三振(同3位タイ)、WHIP1・06(同8位)をマーク。打者では112試合に出場して打率・254、26本塁打(同5位タイ)、68打点(同7位)、11盗塁。

 マリナーズの先発は昨季サイ・ヤング賞投手のレイ。ここまで8勝8敗、防御率3・90の左腕に対し、大谷は初対決となった5日の試合で直球とスライダーのコンビネーションで3打席連続空振り三振を喫している。3戦ぶり27号でやり返したいところだ。

 エンゼルスの打線は、前日の試合で自打球を左足を負傷し、七回に途中交代したフレッチャーがスタメン出場。前夜の試合で2失策し、「この負けは自分の責任」と言ったスタッシが先発マスクをかぶる。

▽エンゼルスのラインアップ

1番・遊撃 フレッチャー 打率・275、2本塁打、12打点

2番・DH 大谷     打率・254、26本塁打、68打点

3番・二塁 レンヒーフォ 打率・270、8本塁打、30打点

4番・右翼 ウォード   打率・266、16本塁打、43打点

5番・捕手 スタッシ   打率・204、7本塁打、24打点

6番・一塁 ウォルシュ  打率・227、14本塁打、43打点

7番・中堅 シエラ    打率・208、0本塁打、4打点

8番・三塁 ゴセリン   打率・109、0本塁打、2打点

9番・左翼 ダガー    打率・169、0本塁打、4打点

   投手 スアレス   4勝4敗、防御率4・04

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