米大リーグ公式サイトは２１日までに「再契約の可能性があるＦＡ選手」と題した記事を掲載し、オリオールズからＦＡになった藤浪晋太郎投手が「今季と同じ役割（中継ぎ）でオリオールズのブルペンに戻るかもしれない」と予想した。

　同サイトは、メジャー各球団からＦＡになった選手の中で再契約する可能性のある１人を選択。オリオールズの項目では、アスレチックスと１年３２５万ドル（約４億９０００万円）で合意し、７月にトレードでオリオールズで移籍した藤浪を挙げ、「シーズン途中でトレードされた藤浪はリリーフで好投し、オリオールズ最後の１７登板で防御率３・７８を残した」とつづった。

　藤浪は昨オフに阪神からポスティングシステムを利用してアスレチックスへ移籍。先発投手でメジャーデビューしたが、４月下旬に中継ぎへ配置転換。メジャー１年目は６４試合（４先発）に登板し、７勝８敗２セーブ、５ホールド、防御率７・１８。７９イニングを投げ、８３三振を奪う一方で５２四死球を記録した。