前田健太、タイガースと2年36億円で合意 右肘手術乗り越え復活 MLB通算65勝 米報道
ツインズからFAになった前田健太投手(35)がタイガースと2年2400万ドル(約36億円)で合意した、と26日(日本時間27日)、米スポーツ専門局、ESPNのジェフ・パッサン記者が自身のXで伝えた。
メジャー8年目を終えた前田は昨年に受けた右肘手術から復帰し、21登板で104回1/3を投げて6勝8敗、防御率4・23の成績を残した。特に勝負どころの後半戦は安定した投球でツインズの3年ぶり地区優勝に貢献した。
メジャー通算成績は190登板、65勝49敗6セーブ、防御率3・92。日米通算162勝。今季終了後に15年オフにドジャースと結んだ8年2500万ドル(約37億5000万円)の契約が満了し、FAになった。来年4月に36歳を迎える右腕について大リーグ公式サイトは「マエダはまだ自分の武器を改善する方法を見出そうとしている」と伝えた。
タイガースは14年を最後に9年連続でポストシーズンから遠ざかっている。先発陣はシーズン途中に最年長31歳のロレンゼンをフィリーズへ放出し、シーズン終了後に30歳左腕ロドリゲスが3年の契約を残してオアプトアウトの権利を行使してFAになった。先発投手は若く、実績あるベテランの存在を必要としていた。