米大リーグ、ツインズからＦＡになっていた前田健太投手（３５）がタイガースと２年総額２４００万ドル（約３５億８０００万円）で合意したと２６日、複数の米メディアが報じた。先発陣の一角として期待される。

　今季のタイガースは規定投球回数に到達した投手がおらず、エースだったロドリゲスがＦＡになったため、先発投手が手薄になっていた。

　前田はＰＬ学園から２００７年に高校生ドラフト１巡目で広島入り。ポスティングシステムを利用して１６年からドジャースに移籍し、２０年にトレードでツインズに加入した。

　２１年に受けた右肘の靱帯再建手術から復帰した今季は２１試合に登板し、６勝８敗、防御率４・２３でツインズの地区優勝に貢献した。メジャー通算は６５勝４９敗、防御率３・９２。日米通算２００勝にあと３８勝としている。