大谷翔平が珍しく一塁へ走った本塁打 自己最高角度46度の“ムーンショット”にロバーツ監督は驚きの声「ありえない」

 「ドジャース6-4ジャイアンツ」(25日、ロサンゼルス)

 ロサンゼルスの青空に高々と打ち上がった打球は右翼ポールに吸い込まれていった。

 前日24日にドジャースと契約したばかりの9番アーメドの移籍1号で勝ち越した直後の八回の打席。大谷が下手右腕ロジャースの初球、120キロの内寄りスライダーを捉えると、打球はメジャー202本塁打で最大の発射角度46度の“ムーンショット”となった。

 「ちょっと高かったので、切れなければいいかなとは思ってたんですけど、切れずにいてくれたので良かったなと思います」。

 代名詞の“確信歩き”ではなく、珍しく打球を見ながら一塁へ走った一打。地元ファンのどよめきはしばらくの間、消えなかった。

 21日のレッドソックス戦で大谷が4年連続30号を達成した1本は、右中間スタンドを越えて通路に落ちる飛距離144メートルの衝撃弾。しかし、この日の31号は今季自己最短タイの110メートル。試合後のロバーツ監督は「ただフェアゾーンに落ちることだけを願っていた。本当にいいスイングだった」と振り返った後、ゴルフの打球にたとえ、「サンドウェッジで打ったみたいだった。46度でスタンドの20列目まで飛ばす。ありえない。また言うが、彼には驚かされっぱなしだ」と笑顔で話した。

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