99敗最下位エンゼルス、元ドラ1有望捕手を事実上戦力外 球団発表 中堅ユーティリティ獲得 積極的補強

 エンゼルスは14日(日本時間15日)、ダイヤモンドバックスからFAになったケビン・ニューマン内野手と1年250万ドル(約3億9000万円)で合意し、元有望捕手のマット・タイス選手をメジャー登録40人枠から外したと発表した。

 タイスは16年ドラフト1巡目指名の生え抜き選手。有望株として期待されたが、メジャー6年の通算成績は245試合、打率・208、22本塁打、79打点だった。今季は正捕手オホッピーのバックアップとして、出場57試合のうち46試合で先発マスクをかぶり、打率・204、2本塁打、16打点だった。

 ニューマンは15年ドラフト1巡目でパイレーツ入団し、18年にメジャーデビュー。2年目の19年には主に遊撃手として130試合に出場し、打率・308、12本塁打、64打点をマーク。メジャー7年目の今季はダイヤモンドバックスで主に二遊間のユーティリティとして111試合に出場し、打率・278、3本塁打、28打点を残した。

 昨オフに大谷(現ドジャース)をFAで失ったエンゼルスは球団史上ワーストの99敗を記録し、25年ぶりに地区最下位に低迷。オフに入ってブレーブスとのトレードで先発投手のグリフィン・キャニング投手を放出し、19年の本塁打王で、通算191本塁打のスラッガー、ホルヘ・ソレアを獲得して指名打者を強化した。さらに、オホッピーの指導役として、ブレーブスからFAになったメジャー12年のベテラン捕手、トラビス・ダーノーと2年1200万ドル(約18億5000万円)と合意したほか、カブスからFAになった通算97勝の先発右腕カイル・ヘンドリクス投手と1年250万ドル(約3億8000万円)の契約を結ぶなど、積極的に補強を進めている。

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